ぬか漬けのコツがつかめてきたら、色々な食材に挑戦してみましょう。私が試したことのある食材をご紹介します。
1.キュウリ
2.ニンジン
3.大根
4.カブ
5.なす
このあたりは一般的ではないかと思いますが、気を付けたほうが良いことを、いくつか書いておきたいと思います。
キュウリ
キュウリは一日あれば漬かります。もちろん、それが食べ頃で美味しいのですが、1〜2周間置いておいても、食べられなくなるわけではありません。そのままだと酸っぱくて塩っぱいので、薄く切った後に水にさらし、塩抜きします。そしてしっかり絞ってから食べると、また違った味が楽しめます。
塩抜きしない場合でも、小さく刻んで調味料的にチャーハンに混ぜたりして使うのもいいです。
カブ
カブは白くて丸い根の部分だけでなく、緑の茎の部分もぬか漬けにすると美味しいです。余すところなく使えます。
なす
なすはしっかり漬からないと、パサパサした感じで美味しくないと思います。しっかり漬かってジューシーになるまでには意外と時間がかかります。なすの大きさ、なすを切っているかいないか、冷蔵庫の温度や乳酸菌の種類などにもよりますが、二日は見ておいた方が良いように思います。焦らず待ちましょう。
6.ピーマン
7.パプリカ
8.ミニトマト
このあたりにくると、自分でぬか漬けをしていない方には珍しいかもしれません。ピーマンは半分に切って種を取ってから、パプリカは大きさに応じて4等分や8等分にして漬け込みます。
ミニトマトはヘタを取ってそのまま入れます。ミニトマトはもともとぬか漬けにしなくても、生で美味しく食べられますので、これは好き好きでしょうか。
9.キャベツの芯
10.ブロッコリーの芯
キャベツの芯は生でも食べられなくはないですが、このような部分はぬか漬けが得意とするところです。
ブロッコリーの芯も、茹でて普通に食べられますが、蕾の部分と比べると、ちょっと味気ない気もします。ここも皮の部分を切って四角柱にして、生のまま漬け込みます。これもなかなか美味しいです。
11.ウリ
12.摘果メロン
ウリは色々な漬物になりますが、あまりスーパーでは見かけないかもしれません。ウリよりもさらにすーぱーでみかけないですが、見かけたらぜひ買って漬けてもらいたいのが摘果メロンです。メロンの産地では、農協の直売所や道の駅などで、成熟したメロンが販売される数ヶ月前、2月〜5月頃に店頭に並びます。「摘果メロンをみつけました」で紹介しています。
成熟したメロンと違い、地味に置かれていますので、注意しないと気が付かないこともあるかもしれません。道の駅などに寄ったときには、「もしかして摘果メロンが置いてあるかも?」と意識していただけたらと思います。
摘果メロンの皮は柔らかいので、そのままでも皮をむいても構いませんし、半分に切ったりせず、そのままの形で漬けることができます。簡単に漬けられますし、値段もお手頃価格です。ぜひ一度はトライしていただきたいと思います。
13.セロリの茎の部分
14.ゆで卵
このあたりは珍しいかもしれません。セロリは好き嫌いがあるかと思います。セロリの好きな人であれば、茎の部分は絶品に感じると思いますので、ぜひ試してみてください。
ゆで卵を一度に何個か作って冷蔵庫で保存する方もいらっしゃるかと思います。そのような方には特におススメです。ゆで卵を冷蔵庫に入れておくと、悪くなっていくイメージですが、ぬか漬けに入れ込むと、逆にそのまま食べるのとは一味違う美味しい食べ物に変わります。しかも、冷蔵庫に入れておくよりも日持ちします。ぜひ試していただきたいと思います。