ご飯がすすむキュウリの酢醤油漬け

 家庭菜園でキュウリを作っていると、最盛期には何本も収穫できて、食べきれないということがあります。そんな時にオススメのキュウリの酢醤油漬けをご紹介しましょう。

材料

・キュウリ:1kg(10本くらい)
・醤油:1カップ
・酢 :1/2カップ
・砂糖:1/2カップ弱
・唐辛子:2〜3本

 キュウリの本数は、スーパーで売っている普通のキュウリの場合の目安です。家庭菜園で収穫されたお化けキュウリの場合は3〜4本くらいになります。 
 砂糖は十数年前に参考にしたレシピでは1/2カップとされていましたが、私はそれだと甘過ぎると感じましたので、 0.8掛けくらいで作っています。皆さんのお好みで調整してください。
 唐辛子は入れた方がキリッとしますが、入れなくても構いません。これも皆さんのお好みで調整してください。唐辛子の代わりに千切りした生姜を入れても美味しいかもしれません。これは試したことがありませんが、一度トライしてみたいと思います。

キュウリを洗って1〜2mmにスライスする

 キュウリは塩もみ洗いをしてイボイボを取り除き、1〜2mmにスライスします。スライスしたキュウリはボールに入れておきます。

醤油、酢、砂糖を混ぜて沸騰させ、キュウリにかける(1回目)

 材料のところで記載した分量の醤油、酢、砂糖を鍋に入れて火にかけます。よくかき混ぜて砂糖を溶かし、沸騰させます。この熱々の調味液をキュウリに回しかけます。

 最初は上のキュウリは調味液に浸かっていませんが、少しずつキュウリから水分が出て、調味液の量が増えていきます。

 冷めてきたらトングなどを使ってキュウリを別のボールに移します。特に家庭菜園で収穫したお化けキュウリの場合、調味液に白い種が浮いていたりしますので、アク取りお玉で取り除きます。

調味液を沸騰させ、キュウリに回しかける(2回目)

 種などを取り除いた調味液を鍋に入れ、沸騰させます。そして熱々の調味液を、再度キュウリに回しかけ、冷めるまで待ちます。1回目よりさらにキュウリから水分が出て、キュウリが少しフニャとしてきて、ほぼ全部が調味液に浸かるようになってきました。冷めたら先程と同じようにキュウリを別のボールに移し、調味液に浮かんでいる種などを取り除きます。

調味液を沸騰させ、キュウリに回しかける(3回目)

 もう一回、種などを取り除いた調味液を鍋に入れ、沸騰させます。これが最後なので、沸騰してからも数分そのまま火にかけ、少し水をとばします。それから熱々の調味液をキュウリに回しかけ、冷めるのを待ちます。

 2回目の後に比べると、少しですがキュウリの色が濃くなり、調味液への漬かり具合も深くなりました。

キュウリと唐辛子を瓶に詰め、調味液を注ぐ

 あとは瓶や蓋付きの器にキュウリを移し、唐辛子を入れて、調味液をヒタヒタに注ぐだけです。保存瓶は熱湯を入れて10分くらい放置し、消毒してあります。器の方はすぐに食べるので、食器棚から出してきたものをそのまま使っています。

 唐辛子の入れ方は、唐辛子も一緒に食べられる方は、小口切りにして入れると良いです。味付けだけのためなら切らずに入れて、お好みの辛さになったところで取り出せるようにすると良いです。辛くなり過ぎるのを避けたい場合は、種を取り除いてから入れてください。

 冷蔵庫に保管して、約1ヶ月はもちます。ただし、少しずつ取り出してたべるので、雑菌が入ってきます。1ヶ月より前に状態が悪くなり、白いカビが表面に出てくることもあるので、そのへんは注意して見るようにしてください。

 3回調味液を沸騰させて回しかけることで、十分味が染み込みますので、作った直後から食べることができます。ただ、冷たい方がさっぱり感があるので、冷蔵庫で冷えるのを待っても良いかと思います。そのまま食べてもご飯のお供にピッタリですし、ゴマを振りかけても美味しいです。卵かけご飯の醤油の代わりに使ったり、サラダに和えたり、調味料の感覚で使うのもオススメです。ぜひ色々試していただきたいと思います。