ブロッコリーは鍋にお湯を沸かして茹でなくても、フライパンで蒸し焼きにすることで、手軽に美味しく食べることができます。むしろ茹でるより蒸し焼きの方がいいのです。茹でると旨味や栄養分がお湯に溶け出してしまいますが、蒸し焼きにすればそれがありません。ガス代の節約にもなります。この作り方をご紹介しましょう。
ただし、この方法に適するのは鉄製のフライパンです。テフロンコーティングのフライパンでもできますが、テフロンコーティングが劣化しないように注意する必要があります。
私が使っているのは鋳物の鉄製フライパン(スキレット)です。このフライパンについては「長く付き合う鉄製のフライパンと中華鍋」を御覧ください。
ブロッコリーを洗って小分けにし、フライパンに並べて塩をひとつまみふる
まずブロッコリーを水洗いします。そして包丁で切って小分けにし、フライパンに並べます。そして塩をひとつまみふりかけます。
芯の部分も切ってフライパンに入れても良いですし、この部分はぬか漬けにしても美味しいです。芯の部分をフライパンに入れる時は、下にひくようにしています。
ブロッコリーの芯をぬか漬けにするところは、「ぬか漬けにおススメの食材」を御覧ください。
フライパンに水を大さじ2杯入れる
蒸し焼きにするため、フライパンに入れる水は少な目です。柔らかく仕上げたい場合はそれだけ長く火にかける必要がありますから、大さじ2杯では空焚き状態になってしまうかもしれません。テフロンコーティングを使う場合は空焚きは厳禁ですのでご注意ください。
好みの固さによって火にかける時間も変わりますし、コンロの火の強さ、フライパンの大きさなどによっても適する水の量は変わるので、大さじ2杯を目安に丁度良い水の量をみつけてください。
フライパンを強火にかけ、蓋をする
フライパンを強火にかけます。蓋をして、固めがお好みであれば3分30秒、柔らかめがお好みであれば5分待ちます。
この時間もフライパンの厚みや大きさ、火加減などの環境によって変わります。ご自分の好みの時間をみつけてください。
ザルにあげて冷めるのを待つ
時間がきたら、ザルにあげます。下の写真のように、フライパンの底に当たっていた部分には多少焦げ目がついたりしますが、これが鉄製フライパンだからこそできる味わいかと思います。
せっかく蒸し焼きにしていますから、冷水にさらしたりせず、そのまま温度を下げる方が、水でベトッとせず、美味しく食べることができると思います。
まとめ
鉄製フライパンで作るブロッコリーの蒸し焼き、いかがでしょうか。テフロンコーティングのフライパンでも作れますが、鉄製のフライパンの方が安心と思います。それに何と言っても少し焦げ目がつけられたりするところは、鉄製フライパンならではかと思います。ぜひ鉄製フライパンにもチャレンジしていただきたいと思います。
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