正月明けに、毎年恒例の手前味噌仕込みをしました。いつもは大豆を圧力豆で煮るのですが、女房殿が有機大豆を煮た商品をみつけてきましたので、それを使ってみることにしました。やさか共同農場さんの商品です。乾燥米麹もセットで購入しました。
塩は海の精という、伊豆大島の海水を天日で濃縮し、平釜で煮詰めた商品を使いました。
今年の配分比率は以下の通りです。
・米麹 1000g(2袋)
・乾燥豆 1200g(煮大豆を2と2/3袋)
・塩 900g
・水 400ml
煮大豆を使うと前日の夜から乾燥大豆を水に浸したり、圧力鍋で煮る作業が不要になります。それから煮大豆を潰すのも、袋に入っているので手で押しつぶすことができます。ここまでは楽なのですが、袋から取り出すのが一大事でした。これは自分で豆を煮て、ビニール袋に入れて潰すのをやらなくなったのと同じ問題です。
袋を一辺だけでなく、3辺切ってビニール袋を広げると、作業しやすくなりました。それでもビニール袋についている煮大豆を、勿体ないと思ってこそげ取るのは、それなりに時間のかかる作業でした。
そうこうしてできあがったのが、下の写真のZiplocのLサイズに2袋です。仕込んだばかりなのに黄土色だったり、茶色の粒があるのは、去年仕込んだ味噌を種味噌に加えているからです。
ちなみに去年仕込んだ味噌は、下の写真のように焦茶色です。最近は長期熟成できるように塩が多目のレシピで作っていますし、我が家は全館空調で真夏の外出時もエアコンをつけっぱなしなので(その方が電気代が安くなるんです)、これだけ熟成が進んでも雑菌の繁殖もなく、美味しく食べられているのだと思います。ですが、今日仕込んだものが食べられるようになる前に無くなりそうです。もう少し多目に仕込むようにした方が良さそうです。
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