鉄製フライパンであれば、底がチンチンに熱くなっても、壊れることはありません。熱くなり過ぎないように注意しなければならないテフロンコーティングのフライパンとは違うところです。
この特徴を活かしてブロッコリーの蒸し焼きなどを作ることができますが、ここでは小松菜の蒸し焼きをご紹介したいと思います。
といっても、そんな大げさなものではありません。要は洗ってざくぎりにした小松菜をフライパンに入れ、強火で3分待つだけなんです。
小松菜を洗う
まずは小松菜一包を洗います。根っこのあたりは土が残っていることがあります。ここも美味しいので、しっかり洗って食べるか、土が残ってしまうことがないように切り落としてしますかはお好みです。
洗ったあと、水をパッパと切れば、それで十分です。ペーパータオルなどで拭き取ってやる必要はありません。この付着した水だけで蒸し焼きにできてしまいます。
小松菜をざく切りにしてフライパンに入れ、軽く塩をふる
小松菜をざく切りにして、フライパンに入れます。ちょっと大きめのざく切りでも、蒸し焼きで少し小さくなるので大丈夫です。のせるときは固い部分を下に敷いて、その上に柔らかい部分をのせるようにします。
一包でも結構多く感じますが、火を入れると小さくなります。人数が多い場合は2包とした方が良いかもしれません。蓋ができれば問題ありませんので、調整してください。。
最後に小松菜の上に塩をひとつまみふりかけておきます。
蓋をして強火で3分間火を入れる
蓋をしたら強火で3分間火を入れます。蓋を開けると蒸気が逃げてしまうので、かき混ぜたくなる気持ちをグッと抑えて3分間待ちます。
完成!
もうこれで完成です。お皿にのせて、そのまま食べても小松菜の旨味が感じられて美味しいです。もちろん、ポン酢と鰹節をかけたり、しょう油、マヨネーズで食べても良いです。
最初から味をつけておいたてから、お皿に盛り付けても良いです。その場合はフライパンで調味料を絡めましょう。例えばバターを一塊入れて絡めたり、マヨネーズとケチャップをそれぞれ大さじ1杯程度ずつ入れて絡めたり、お好みで味付けしてみてください。
ただし、フライパンの底に水が溜まっている場合はそれを捨ててからにしてください。調味料が水に溶けてしまいますので。
お湯をわかして茹でることに比べれば、ガス代も節約になりますし、簡単なので時間の節約にもなります。ぜひ皆さんのレパートリーに加えていただきたいと思います。
私の使っている鉄製フライパンについては「長く付き合う鉄製のフライパンと中華鍋」を御覧ください。