ふるさと納税がなければ出会わなかった利尻昆布

料理

 私はふるさと納税を活用していますが、節税のためはもちろんとして、各地の自慢の品を取り寄せる良い機会と捉えています。例えばこの前、北海道の礼文島から届いた利尻昆布。こんな細長い箱入りのものはスーパーでは売ってません。ふるさと納税の制度がなければ出会わなかったでしょう。NHKでやっている「美の壺」で昆布をやっていたときに見たことはありましたが、もともとはこんなに細長いんですね。

 そしてこの利尻昆布、すばらしいです。旨味成分の白い粉(アミノ酸の一種のグルタミン酸など)が吹き出してきていて、いい香りがします。思わずしゃぶりつきたくなってしまいます。美の壺では高級料亭でこのような形で昆布を仕入れているところが紹介されていましたが、それもうなずけます。ふるさと納税が導入されてから何年経つでしょうか。私はずっと毎年リピートです。

 私の家では朝ご飯と夕ご飯に味噌汁を飲みますが、その出汁を撮るのに使っています。今日はどのように出汁をとっているかご紹介しましょう。

 この細長い昆布、このままではキッチンには置いておけません。そこで、1回分の使う大きさに切って、プラスチック容器に入れて保管しています。湿気ないいように、海苔の袋などに入っていた乾燥剤を一緒に入れています。

 そして夜寝る前に、2日分、約1Lの水を鍋に入れ、この昆布と椎茸を入れ、じっくりと出汁をとります。しいたけもふるさと納税で入手した大分県産の立派などんこです。これも今度ご紹介したいと思います。

 そして次の日の朝、昆布としいたけと半分の水は容器に移し、次の日まで冷蔵庫で保管します。ここでビックリするのが、昆布の周りにどろっとした液体がまとわりついていることです。旨味成分が溶け出してきていることがよくわかります。

 この出汁を使って味噌汁を作るのですが、この味噌汁作りも今度ご紹介したいと思います。私の家では自分で仕込んだ味噌を使っており(味噌の作り方はこちらをご覧ください)、今回ご紹介した利尻昆布の出汁との相乗効果で美味しい味噌汁ができるのだと思います。

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