今度こそWindowsから卒業!

パソコンワールド

 最近、Windows10のサポート終了の話題をよく見るようになりました。もともと私はパソコンを部品を買ってきて手作りしたりするのが好きですし、圧倒的なシェアでユーザーの足元を見ているようなWindowsより、フリーで自由度の大きいLinuxが好きです。以前にも、「今度こそWindowsからLinux へ乗り換えよう!」でXubuntuを使い始めたこと。Xubuntuは意外と重くて、「やっぱりgoogle chromeOS Flexか?」ということで、Google Chrome OS Flexを使い始めたことをご紹介しました。そしてここにきてWindows10のサポート終了です。これはもう、Windowsを卒業するしかないという気持ちです。

  Windowsを卒業するとして、問題となるのはどのLinuxディストリビューションに乗り換えるかです。Linuxは色々なディストリビューションがあって自由度が大きく、手作りが大好きな人間には楽しいのですが、どれを使うことにするか、非常に悩ましいです。

 今使っているChrome OSは、ネットサーフィンとかちょっとしたドキュメントの作成などには十分ですし、最近、よく使っているGeminiとの相性もいいです。ただ、Chrome OSはGoogleウェッブアプリだけを使うことが前提になっているようなところがあり、CDからリッピングして音楽を楽しむとか、撮りためた写真の管理をするとかは、ウェッブアプリでは難しいところがあります。そうなると、やはりLinuxディストリビューションを使いたいということになります。そこで、改めてLinuxディストリビューション選びをすることにしました。今日はそのことを記録しておきたいと思います。

 私はところには今、以下の2台のPCがあります。2台目のPN50は、単身赴任していた時に、自宅と単身赴任先の両方でPC作業ができるように購入したものです。今は単身赴任から復帰していて、自宅で2台のPCを並べて使っています。

 1台目:自分で部品を集めてきて組み立てたもの
  マザーボード:ASUS Z97I-PLUS
  CPU:Intel(R) Core(TM) i7-4790 CPU @ 4.00GHz
  メモリー:16GB DDR3 1333MHz
  SSD M.2:SAMSUNG MZ-HPU512T/000(512GB)
  ハードディスク SATA:SAMSUNG ST2000LM003 HN-M201RAD(2TB)

 2台目:半完成品でメモリーとハードディスクを自分で組み込んだもの
  ASUS MINIPC PN50
  CPM:AMD Ryzen(TM)5 4500U with Radeon(TM) Graphics×6
  メモリ:16GB DDR4 1333MHz
  ハードディスク SATA:SAMSUNG ST2000LM003 HN-M201RAD(2TB)

 結論から言うと、1台目のSSDにインストールされているWindows10は、やはりしばらく残しておくことにして、ハードディスクに入れていたChrome OS FlexをZorin(ゾーリン)OS Liteに入れ替えました。Windowsのドキュメントとかピクチャーなどのデータはバックアップしましたが、たまにProgramDataに入っているデータがあったりして、「あれ?あのデータがない!」なんてことがあるので、念の為です。

 「今度こそWindowsから卒業!」と言いながら、弱いです・・・。1年くらい経ったら吹っ切れるでしょうか?その時にはSSDに、Zorin OS Core(通常版)をインストールしようと思います。M.2接続のSSDはかなり高速なので、たぶんLiteでなくてもサクサク動いてくれると思います。

 2台目はもともとChrome OS Flexを入れていましたが、ubuntu Budgie(バッジー)に入れ替えました。ただ、今回色々と試してみる中で、Budgieには惹かれるものがありましたので、Budgieの本家本元のSolus(ソーラス) Budgieも使ってみたくなりました。ここはひとつ新しくSSDを購入して、Solus Budgieもインストールしてみようかと考えています。

 どのディストリビューションを使うことにするかは、色々なディストリビューションを紹介しているウェブサイトの情報をもとに候補を選び、以下のような観点から実際にインストールして少し触ってみて決めました。
・日本語表示や日本語入力の設定が簡単か?
・Google Chromeが簡単にインストールできるか?
・Google Chromeの立ち上がりが速いか?
 ハードディスクにインストールすると、どうしてもPC起動直後の立ち上がりは時間がかかります。これはしょがないとして、一度閉じた後、2回目の立ち上げからは高速で立ち上がるものを選びました。
・デスクトップ環境に惹かれるものがあるか?

 実際に試したディストリビューションは、Zorin OS Core、Zorin OS Lite、ubuntu Budgie、Solus Budgie、Lubuntu、OpenSUSE、Kubuntuです。今までに試したことのあるubuntu、Xubuntu、Linux Mint、Puppy Linuxは今回は試していません。

 レビュー記事にあった通りで、日本語入力はどのディストリビューションも問題なかったですが、Chromeの利用で差が出ました。Zorin OS CoreはChromeの2度目の立ち上げでも遅かったですが、Zorin OS Liteの方は2度目からは高速でした。CoreはGNOMEベースですが、LiteはXfceベースで、やはりXfceは速いです。Zorin OSにはデスクトップ環境をWindowsライクにしたり、MACライクにしたりが簡単にできるZorin Appearanceというソフトがあったりしますし、Windowsソフトを使うためのWineという環境がデフォールトでインストールされている点も、とっつきやすく感じました。

 意外だったのが、ubuntu Budgieが速かったことです。最初のChromeの起動はやはり時間がかかるのですが、2回目からは、Zorin OS Liteと変わらない感触でした。BudgieはGNOMEベースで開発されたものだそうですが、狙いを定めて不要なものは削除しているのではないかと思います。しかも、GNOMEをベースにしているだけあって、Xfceよりも華がありました。なので、これを使ってみることにしました。

 そこで気になったのが、BudgieはもともとSolusのデスクトップ環境として開発されたものということです。今はSolusをGNOMEやKDEで使うことができるということですが、Solusの基本はやはりBudgieなんだそうです。それならSolus Budgieも試してみようと思い立ちました。その結果、Solus Budgieも速いことがわかりました。Solusはゼロから構築された独自のシステムということで、ubuntuなどとは一線を画すものとなっているということでしょう。

 2台目に入れるのはBudgieで決まりとして、ubuntu BudgieにするかSolus Budgieにするか?Zorin OSがubuntuベースなので、それと同じにする方が何かと分からなくて苦労することが減りそうですが、もう一つは違うものにする方が色々と楽しめるということもあります。なかなか決めきれないので、まずubuntu Budgieを使いながら、Solus Budgieも使ってみることにしました。

 その他に試してみたLubuntuは、Google Chromeがソフトウェアのインストーラーに登録されておらず、Google Chromeのホームページからファイルをダウンロードしてきてインストールしようとしたのですが、何故かうまくいかず、あきらめました。
 OpenSUSEは独自に開発されたもので、Xfceも使え、それなりに速かったのですが、Zorin OSより気難しい感じがしましたので、候補から外しました。
 KubuntuはKDEベースなので、これは初めから遅いだろうなあと思っていましたが、最新のKDEにも少し触れてみたいと思い、インストールしてみました。これはもう、好みの問題なので、人それぞれでしょうが、私はBudgieで十分と感じました。

 そして今、Zorin OS Liteの表情は冒頭の写真のようになっています。日本語フォントや日本語入力の設定、ツールバーの設定など、色々やりましたが、やはり、調べないとわからなかったことがたくさんあります。このあたりは次の機会にご紹介したいと思います。

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