今年は女房殿ができるだけ固定種を栽培するようにと言うので、トウモロコシは黄もちとうもろこしという品種を育てました。詳しくは「今年は「黃もちとうもろこし」を育てます!」をご覧ください。
ホームセンターでよく売っている品種とは違うので、どのような味になるのか気になるところです。今年最初の収穫時は写真を撮り忘れていましたので、2回目(と言いながら、これが最後)の収穫の今回、ご紹介したいと思います。
見た目の方は冒頭の写真のように、最初の収穫のものよりも歯抜けが多く、ちょっとがっかりな状況です。種蒔きしたのが5月下旬で遅く成長する期間が短かったこと、育てたのが9株くらいで少なく、さらに株間が狭く成長に差が生じたため、受粉しにくかったことなどが原因かと思います。家庭菜園で立派な野菜を作るのはなかなか難しいです。売り物にはならないかもしれませんが、家庭菜園なので見栄え良しとしましょう。
問題は味がどうかです。15分蒸した後が冒頭の写真です。歯抜けでも一粒一粒はそれなりに大きく、しっかりしています。歯抜けになった分、大きくなるスペースがあったということでしょう。それからヒゲもしっかりあります。
食べてみると、ハニーバンタムほどではないですが、それなりの甘さがありました。ハニーバンタムとの大きな違いと感じたのは、食感が粉っぽいところです。トウモロコシは野菜ではなく穀物だったんだということを思い出しました。小さい頃(40〜50年前のことになります)に食べたトウモロコシの味を思い出しました。きっとしっかり乾燥させて粉にして団子を作れば、もちもちになるのでしょう。それで”もち”とうもうろこしという名前がついているのかもしれません。
今年は9株育てて収穫できたのは7株でした。来年は今年の反省を活かして5月上旬にもう少したくさん種蒔きしたりして、見映えも立派なものを目指したいと思います。それから蒸すだけでなく、焼いて食べたり、粉にして団子作ったりと、色々な食べ方もしてみたいと思います。
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