こぼれ種から育った白菜もどき

家庭菜園

 昨冬は白菜はうまく結球しなかったので、株元から切り取らず、少しずつ葉っぱを食べたりしました。それで春には當が立ち、きれいな黄色の花が咲きました。せっかくだからとそのまま種ができるまで、切り取らずに残していました。

 種を収穫して来年植えてみようと思っていたのですが、種を蒔くのはすっかり忘れてました。ですが、地面に落ちたこぼれ種は消えてなくなることはありません。しっかり芽を出してきていました。

 買ってきた苗の周りのものは抜いたのですが、不織布の外側にあった2株はそのまま育てていました。その心は、虫たちがこれを美味しいと思って食いついてくれれば、わざわざ不織布の中に入り込むことはないだろうから、虫食いの少ない白菜とキャベツが収穫できるとの期待です。

 ですが、人間が見てもこれは美味しそうということで、収穫して食べることにしました。冒頭の写真がその収穫した葉っぱです。結球していないので、深い緑色をしています。そして根本に近い白い部分が少ないです。

 葉っぱの先端のあたりを食べてみると、ん?これは大根?昨春は大根も1本花を咲かせたので、それと交雑したのかもしれません。もしかして白い部分も?と思いましたが、こちらは白菜の味でした。

 この日は豚しゃぶをしたので、この大根と白菜のハイブリッド?も、しゃぶしゃぶして美味しくいただきました。

 収穫する前の写真も撮っておけばよかったのですが、うっかりしてました。収穫後が下の写真のような状態です。外側の葉は虫食いが多くあり、枯れかけている部分もあるので残してあります。そして中央付近は最近出てきたもので、まだ小さく、きれいです。

 これから春に向けて気温が高くなると、急成長するのではないかと思います。もう1回くらいは冒頭の写真のような収穫ができるのではないかと期待しています。

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