梅雨が明けて暑い日が続いています。我が家の庭の野菜の優等生はシソでしょうか。種を蒔いたり苗を買ってきて植えたりしなくても、昨年のこぼれ種で勝手に育っていて、しかも肥料を与えたりしなくてもそれなりに大きくなります。
シソの欠点は、何と言っても虫も大好きということです。半分は虫のために育てているくらいのおおらかな気持ちが必要になります。とはいっても、お皿に飾り付けるような使い方でなければ、そんなに気にすることはありません。唯一気をつけなければいけないのは、去年からカメムシが大量発生していて、今まであまりなかったことですが、シソの葉にも卵を産み付けるようになったことです。カメムシが卵を産み付けるのは葉の裏側です。採取する時に見落とすこともあるので、水洗いするときにも葉の裏側を見るようにしています。
今年もシソの葉がたくさん収穫できるようになりましたので、シソ酒の仕込みをしました。作り方は簡単です。シソの葉を収穫して水洗いし、水を切ります。熱湯消毒した瓶にシソの葉を入れて、ホワイトリカーなどをひたひたに注ぎます。あとは2〜3ヶ月シソの葉の成分を抽出し、葉を取り出して完成です。
今回はアルコールとして、麦焼酎のいいちこを使いました。いいちこ自体に味があるので、ホワイトリカーより少し味わい深くなるように感じています。1.8Lの紙パック入りもあり、手軽に購入できるのも魅力です。高級な焼酎も色々ありますが、シソの香りをつけるので、いいちこで十分です。今回は冒頭の写真の1Lの瓶で仕込みました。また9月の初め頃に、半分残っているいいちこで、シソ酒を仕込みたいと思います。
紫蘇の名前の由来は、死んだ人を蘇らせるぐらいの薬効があることだそうです。今年もシソの葉をそのまま食べるだけでなく、お酒としても美味しくいただきながら、疲労回復などのシソの薬効の恩恵にあずかろうと思います。
シソ酒については2022年に書いた「シソ酒がいい感じです」、2023年に書いた「疲れを癒やしてくれるシソ酒の仕込み」、「疲労回復させるシソの薬効が詰まったシソ酒ができあがりました」覧ください。
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