種から育てるミニトマト

家庭菜園

 トマト、ミニトマトは5月初旬にホームセンターで苗を買ってきて植え付けるのが楽です。種から育てる場合、ホームセンタで売っているくらいの苗まで育つのに1〜2ヶ月はかかるので、3月には種まきをする必要が出てきます。トマトの種が発芽するためには20〜25℃は必要なので、温室が必要になってきます。

 私も15年くらい前は育苗器を使ってトマトやナスを種から育てていたこともありますが、結婚してからは時間がなく、ホームセンターで苗を買ってきていました。それが今年は女房殿からF1種ではなく、固定種を育てるようにとの注文があり、固定種の種を取り寄せて、種から育てることになったのです。ホームセンターで売られている苗はだいたいがF1種で、育てやすく美味しいものになっていても、サステナブルではないというのが理由です。

 取り寄せたのはNatural life Stationという会社が販売しているブラジルミニという品種の種です。説明を見ると、4月下旬〜5月上旬に種まきして、収穫できるのは8月になってからとなっています。

 ホームセンターで苗を買ってきて5月初旬に植え付ければ、7月には収穫が始められるので、それに比べればゆっくりなスケジュールになっています。

 この種、4月7日に蒔きました。説明書きより少し早いですが、うちは全館空調で、冬でも室温は20〜22℃あるので、家の中に置いておけば発芽してくれるだろうし、最近は猛暑だから、育ってくれるだろうとの判断です。

 説明書きには発芽率80%以上と書いてありますが、これはベストなコンディションの場合のことなので、一区画に3粒蒔きました。そして冒頭の写真のように、2周間で5個芽が出てきました。2株は育てたいところなので、まあこれくらい出てきてくれればなんとかなるでしょう。

 この品種は育てたことはないのはもちろん、食べたこともないです。草丈が低く、無整枝栽培ができるというようなことが書いてあり、今までの育て方とは違うものになりそうですし、盛夏を過ぎると味が乗ってくるというのは甘くなるということなのか、旨味のことなのか?今から楽しみです。

コメント