初夏の家庭菜園は夏野菜の植え付けや、勢いを増してくる雑草対策など色々忙しいですが、収穫の楽しみもあります。ちょっと時間が経ってしまったものもありますが、今日はそれをご紹介しましょう。
ニンニク
ニンニクは日当たりや肥料がたっぷり必要な野菜で、冬とはいえ、畑を専有する時間も長いので、たくさん作ることはないですが、少しでもあると重宝します。
収穫する時に根と茎を切りますが、これだけでもすごいニンニク臭がします。とても家の中には持ち込めません。写真のように軒下につるします。風に当たり、だんだんと匂いが消えていきます。そうすれば家の中に入れてもいいのですが、保存はこっちの方が良いようで、これで1年間持ちます。
ジャガイモ
ジャガイモもちょっと前から新ジャガとして少しずつ収穫して食べ始めてます。ちょっとまだ小さかったりしても、取りっての皮まで食べられる柔らかいジャガイモは絶品です。このような採りたての野菜をちょくちょく楽しめるのは、家庭菜園の醍醐味と言えると思います。
6月になって、葉が黄色く枯れ始めたら本格的に収穫です。掘り上げて日陰で乾燥させ、土を落としたら、新聞紙にくるんでダンボール箱に入れ、屋内の暗い涼しいところで保管します。
新ジャガは、STAUBに少しだけ水を入れ、蒸すように茹でてジャガバターにするのがシンプルで美味しいです。それから虫が食っていたものや、掘る時にスコップが突き刺さったもの、日に当たって一部緑になってしまったものなど、早目に食べてしまいます。一部を切り取って形の悪くなったものは、そのままぶつ切りにして、粉吹芋にします。新ジャガで作るのは贅沢な一品です。
このようなジャガイモレシピは今度ご紹介したいと思います。
ピーマン、シシトウ
今年は最初のピーマンとシシトウがもう収穫できました。ピーマン、ナスなど、株が大きく育つ前の実は、早目に収穫してやるのが葉や茎を大きく育てることにつながり、ひいてはその後の収穫も増えるのだそうです。
たくさんあれば色々な料理方法があるのですが、少ない時にはシンプルに焼くのがいいと思います。最近のコンロはグリルの性能がいいので、グリルで美味しく焼けます。これはちょっと手作り感がないですが、美味しいのでゆるしてください。
ラッキョウ
らっきょうは春になったら少しずつ収穫して、エシャレットのようにそのまま味噌などをつけて食べます。まだ若いうちは、葉もぬたにして食べたりできます。ジャガイモのところでも書きましたが、このような食べ方ができるのは家庭菜園ならではで、食卓を豊かにしてくれます。
ラッキョウも6月に入って葉が枯れ始めたら全部収穫です。我が家ではラッキョウは醤油漬けと味噌漬けにします。塩漬けにして甘酢漬けにする人が多いかもしれませんが、醤油漬けや味噌漬けもすごく美味しいし、簡単なんです。これは別の機会に詳しくご紹介したいと思います。
ニンジンの白い花
ついでにこぼれ種から育ったニンジン、つぼみの段階まではご紹介していたと思いますが、ついに白いきれいな花を咲かせました。家庭菜園ならではの、のどかな癒やされる風景です。普段スーパーで買っているだけだとニンジンの花のことまで思いを馳せることはないかと思いますが、この白い花を見ると、ニンジンのイメージが変わるかと思います。
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