今年は初めて里芋を育てました。里芋は5月ごろに種芋を植え付けてから、10月末ごろまで畑を占有します。収穫できるのは10月末ごろで、トマトやキュウリのような夏野菜のように1ヵ月くらいたってから次々と収穫できるものに比べ、パフォーマンスが悪いように感じるため、敬遠してきたのです。今年は庭の土を掘り返し、篩で石ころを取り除き、新しく畑のスペースを作り、挑戦することにしたのでした。
最近急に寒くなってきて、緑色だった里芋の葉っぱが急に黄色くなってきて、ふにゃふにゃになってきました。里芋は寒さに弱いので、寒くなってきたら早目に収穫した方が良いそうです。そこで今日は里芋を収穫しました。里芋の収穫は、地面近くで茎を切って、周りから土を掘り起こしていくそうです。
その茎を切ってびっくりしたのが、外見は固そうに見えた茎が、スポンジのような感触で、切った断面からじわーっと水が出てきたことです。この茎は、水分を蓄える役割もしていたようです。だから里芋は、ほったらかしでも全然平気で、元気に育つんだとガテンがいきました。
そして周りから掘り起こしていくと、親芋は大きいのですが、小芋、孫芋は意外と小さい。ジャガイモのようなイメージを持っていたので、少しがっかりでしたが、それなりには収穫できました。ここで驚いたのは、皮の下にきれいなピンク色が見えたことです。スーパーで売られているものは、時間が経って灰色になったものだったんですね。
親芋は土に埋めておけば来年も使えるということなので、そうしておきました。調べている時に、親芋を逆さまにして植え付けると、小芋、孫芋が大きく育つという情報もありました。ぜひ来年はこの方法で大きな里芋が収穫できるようにしたいと思います。
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